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山ゆり

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医療業界の人間関係

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私はこれまで総合病院、健康診断専門の医療機関など、医療業界に長く在籍しています。
特に皆さま、気になるのは医療業界の人間関係ではないでしょうか?
医療業界は昔から「人間関係が悪い」と言われています。
これから医療業界を目指している人、医療業界への転職を考えている人などにとって人間関係はとても気になるところと思います。
実際、私が医療業界に関わってきてどうだったのか、お話したいと思います。

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病院内の看護師同士のバトル

私は総合病院で総務・事務に所属し事務系の仕事をしていました。
窓口で患者さんとの対応やレセプト作成を行う医療事務ではありません。
普段は表に出ることのない完全に裏方の事務です。

病院の総務の仕事、普通に事務仕事だけこなせば良いかというとそうではありませんでした。
同じ病院で働く看護師さんなどの人生相談、仕事相談などを行うメンタルヘルスケアという重大な任務もありました。
いや、実際はそんな任務はないのですが、必然的にそういった相談などを受けなければならなくなりました。

職場(看護師同士や医療事務スタッフ)でいざこざがあって心に深い傷を負った看護師、医療事務スタッフの方が日々相談にやってくるのです。
この総務という場所に。

ときには話しながら泣き出す看護師さんもいます。
やっと看護師の資格を取得して晴れて就職してまだ1〜2年という新人の子も来ることがあります。
いろいろな人の苦悩を肌で感じて、「やっぱりこの業界は特殊なんだな」と身に染みて感じました。
※もちろん、すべての病院がこのようなドロドロな環境ではないと思いますが・・・。

人間関係

geralt / Pixabay

なぜ、病院の人間関係は難しいのか?

人間関係が難しくなる原因は、やはり「女性が多い職場」ということと「お局看護師」の存在です。
私が在籍していた病院にも「お局看護師」と言われる方が何名かいました。
「お局看護師」と言われる方は、在籍期間が長かったり、他の看護師よりも年上だったり、経歴がすごかったり、といった方が多かったです。
プライドが高く、責任感も強く、ある意味「仕事熱心」な方々ではあるのです。
ただ、熱心なあまり、気も強くなってしまう。
それがあらぬ方向へ向いてしまうことが多々あるようです。

お局看護師の方も基本的には仕事熱心なのですが、なんでもプライドが高いあまり「自分が正しい」、「自分が1番」と思いこんでしまう面があります。
そのため、他の看護師が引き起こしたミス、どんな些細なミスでもただでは許しません。
些細なことでも感情をあらわにして怒り出すことがあります。
また、自分より格下の人間の意見などはまったく耳を貸さないこともあります。

私がよく相談を受けていた内容で多かったのは、そういったお局看護師との人間関係です。
最もタチが悪いのは粗探しが得意なお局看護師。
重箱の隅をつつくように粗探しをして、細かいことにネチネチと文句を言い続けるタイプです。
これは非常にタチが悪くて、やられた方は精神崩壊寸前まで追い込まれたりしていました。

これらは、看護師の世界だけではなく医療事務の世界でもよく聞きます。

病院に比べて穏やかな健診機関

私は総合病院を退職後には健康診断専門の健診センターに転職しています。
健診センターにも看護師などの有資格者が存在しますし、基本的に女性が多い職場ではあるのですが、病院ほどのドロドロした感じはありませんでした。
まったく問題がないわけではありませんでしたが、比較的、穏やかでした。

ただ、健診センターでもやはり格上なのは医師はもちろん、看護師などの有資格者です。
事務などの無資格者は、看護師さん逹にとって完全に格下扱い。
なにかあると無資格の事務スタッフが標的になり、雑用やきつい仕事のほとんどは無資格の事務スタッフにまわってきます。
そのため、やりがいを感じなくなって辞めてしまう事務スタッフも多かったのは事実です。

看護師

voltamax / Pixabay

病院で上手く人間関係を築くコツはあるのか?

病院内にお局的存在の看護師が何人か存在すると、どうしても派閥が生まれます。
「そんな派閥とかくだらない!」とは心では思いつつも、どれかの派閥に入って仲良しグループを形成すると気持ちは楽になるかもしれません。
要するに、「味方」を増やすのです。
それでもネチネチ言われたり、粗探しをされては文句を言われることもあるかもしれません。
たとえ、どんな理不尽なことでも「すみません」とひとこと言って受け流すのも良いかもしれません。

人間関係で悩む人逹は、根っから真面目で優しい人逹が多かったです。
そういう人逹ほど、悩みを抱え込んでしまって辛くなってしまうようです。
理不尽なことを言われたり、些細なミスにも怒りをあらわにされたりすると、自分の中で消化できなくて抱え込んでしまうのです。
「今日の出来事は今日のうちに忘れる」くらいの図太い神経が必要かもしれません。

自分でうまく消化できるように、仕事が終わった後に美味しいもの食べに行ったり、友達と会って思う存分話したり、何か好きなことに没頭したり、そういった自分なりの消化方法も見つけると良いと思います。

転職する、という選択肢

「あの病院で働きたい!」と思うと、履歴書を書いて、面接して、内定をもらわなければなりません。
もちろん、就職活動していると不採用になることだってあります。
入社までは大変な苦労があります。

しかし、そんな入社までの苦労に比べて、仕事を辞めることはとても簡単です。
そうです、上司に退職願さえ提出すれば簡単に辞めれるのです。

私も、以前人間関係に悩む看護師さんなどの相談に乗っていたときは「どうしても辛かったら転職するという選択肢もある」と言っていました。
「あなたの働ける場所はここだけではない」と。

人間関係に悩んでいた看護師さん逹も、頑張って資格を取って夢と希望を持って入職してきたはずです。
自分の好きな仕事をしているのに、お局看護師のおかげで夢や人生設計を壊されるのは悲しいですし、辛いですよ。
私が相談に乗っていたときも、できるだけ続けてほしいと願っていました。
それでもやっぱりどうしても辛くなって辞めていく方逹はいました。
でも、転職して新たな道が開けるのならそれは素晴らしいことだと思います。
「今度は良い職場に巡り会えるといいね」と言いながら、辞めていく看護師さん逹を見送ってきました。

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